I-94のビザ区分間違いに注意!E-2駐在員家族の確認・修正方法

I-94のビザ区分間違いに注意!E-2駐在員家族の確認・修正方法(E-2→E-2S修正の図解)

一時帰国からアメリカに戻ってきて、入国審査を無事に通過するとホッとしますよね。でも実はその直後にこそ、確認してほしいものがあります。I-94の「Class of Admission(ビザ区分)」が間違って登録されていることが、意外とあるんです。

わが家では、家族のI-94が本来「E-2S」「E-2Y」であるべきところ、「E-2」で登録されるミスが実際に起きました。この記事では、E-2駐在員家族が知っておきたいI-94の確認方法と、間違っていたときの修正方法を、2026年7月の再入国で実際に解決できた体験談ベースでまとめます。

目次

I-94の「Class of Admission」とは?

I-94はアメリカに入国するたびに発行される電子入国記録で、CBP公式サイト(i94.cbp.dhs.gov)で誰でも無料で確認できます。ここに記載される「Class of Admission」が、アメリカでの滞在資格そのものです。

E-2ビザで滞在する家族の正しい区分は次のとおりです。

  • 駐在員本人(主たる就労者):E-2
  • 配偶者:E-2S
  • 21歳未満の子ども:E-2Y

E-2Sの配偶者は、この区分がそのまま就労許可の根拠になります(EADの申請なしで働けます)。だからこそ、記録が「E-2」のままだと就労・SSN・税務まわりの手続きで説明に困る場面が出てくる可能性があります。

I-94は入国のたびに新しく発行され、過去の修正は引き継がれません。つまり一度直しても、一時帰国から戻るたびに同じ間違いが再発する可能性があります。

わが家で実際に起きたこと

2025年の入国時、妻と息子のI-94がどちらも「E-2」で発行されていました。本来は妻がE-2S、息子がE-2Yです。

しろ
私、働ける区分のはずなのに、記録上はあなたと同じE-2ってこと…?
誤登録されたI-94の例(個人情報はマスク済み)。Class of AdmissionがE2になっている
実際のError版I-94(個人情報はマスク処理)。配偶者なのにClass of Admissionが「E2」で登録されている

入国した空港のCBP Deferred Inspection(入国記録の修正窓口)にメールで修正を依頼しましたが、数週間待っても返信なし。催促メールも送りましたが、結局解決しないまま一時帰国の時期を迎えることになりました。

過去にはメール依頼の翌日に返信が来て解決したこともあるので、窓口や時期によって対応スピードは大きく変わる印象です。

再入国のとき、その場で解決できた【2026年7月体験談】

メールでの解決を諦めて、一時帰国からの再入国時に勝負をかけることにしました。やることはシンプルです。

STEP

出国前にi94.cbp.dhs.govで家族全員分のI-94を表示し、印刷して持参する

STEP

入国審査が終わったタイミングで、印刷したI-94を見せながら区分の間違いを伝える

STEP

その場で画面を確認してもらい、正しい区分になっているかチェックする

STEP

入国後24時間以内に、i94.cbp.dhs.govでオンラインでも再確認する

実際の入国審査でのやりとり

2026年7月の再入国では、審査は基本的にいつもどおり指紋確認が中心でしたが、心なしか以前より慎重で、時間も長めにかかる印象でした。それでも日本のパスポートは比較的スムーズに進みます。審査が一通り終わったところで、印刷したI-94を見せながらこう伝えました。

みんと
Excuse me, our latest I-94 status seems incorrect. Could you check it?(最新のI-94の区分が間違っているようなので、確認してもらえますか?)

すると審査官は「ワイフのか?」という感じですぐに事情を理解してくれて、E-2ステータスを確認したあと、画面をこちらに向けて妻がE-2S、息子がE-2Yで登録されているのを見せてくれました。最後は「Great! Have a good day!」のひと言で終了です。

みんと
1年ごしのモヤモヤが、ものの1〜2分で解決…!
修正後のI-94(個人情報はマスク済み)。Class of Admissionが正しくE2Sになっている
再入国後のOK版I-94。Class of Admissionが正しく「E2S」に。入国後24時間以内の再確認もこの画面でOK

今回の審査官は最初からE-2S/E-2Yの区分をよく理解している方で、こちらが言わなくても正しく処理してくれていた可能性もあります。ただ、審査官によって対応に差があるのは事実なので、印刷を持参して自分から確認をお願いするのが確実だと感じました。

再入国を待てない場合は(メールでの修正依頼)

次の一時帰国まで待てない場合は、入国した空港のCBP Deferred Inspectionにメールで修正を依頼できます。ポイントは添付書類です。

  • パスポートの顔写真ページ
  • ビザスタンプのページ
  • 最新のI-797(雇用主の認可通知)
  • 最新のI-94

ファイル名は「名前-書類名」のように、担当者がひと目で分かる形にしておくと処理がスムーズです。

添付ファイルにパスワード保護をかけるのはNGです。政府機関のメールゲートウェイで隔離されて、処理が止まる原因になります(わが家はこれで止まった疑いがあります)。

数週間返信がない場合は、同じスレッドでの催促 → 空港のDeferred Inspectionへ電話 → 窓口予約、の順で確認していきます。

まとめ:入国のたびに「自分で確認」が鉄則

I-94チェックの鉄則
  • I-94は入国のたびに新規発行。毎回i94.cbp.dhs.govで家族全員分を確認する
  • 一時帰国の出国前に、現在のI-94を印刷して持っていく
  • 間違っていたら、入国審査の最後にその場で申告するのが一番早い
  • メール修正は時間がかかることも。急ぎでなければ次の入国時にまとめて解決もアリ

一時帰国の準備リストに「I-94の印刷」をぜひ加えてみてください。わが家の一時帰国前にやることチェックリスト完全版出張も兼ねる家族の持ち物チェックリストとあわせて活用してもらえたら嬉しいです。

また、I-94の滞在期限(Admit Until Date)はテキサス運転免許の有効期限にもそのまま反映されます。免許更新を控えている方はテキサス運転免許の更新は窓口へ!駐在員向け手順と持ち物【体験談】もあわせてどうぞ。

しろ
これで安心して働ける!印刷1枚でこんなに違うんだね。
みんと
「自分の記録は自分で守る」がアメリカ生活の基本だと、あらためて実感したよ。

本記事は体験談ベースの情報です。ビザ・移民手続きの判断は個別の事情によって異なるため、不安がある場合は雇用主の担当部署や移民弁護士に確認してください。

よくある質問

I-94はどこで確認できますか?

CBP公式サイト(i94.cbp.dhs.gov)で無料で確認できます。パスポート番号と生年月日などを入力するだけです。入国のたびに、家族全員分を確認するのがおすすめです。

区分がE-2のままだと、何が困りますか?

配偶者(E-2S)の就労許可の根拠が記録上あいまいになり、雇用手続きやSSN・税務まわりで説明を求められる可能性があります。実害が出る前に、早めに修正しておくのが安心です。

英語に自信がなくても伝えられますか?

大丈夫です。印刷したI-94を見せながら「Our latest I-94 status seems incorrect. Could you check it?」の一言でOK。書類を見せれば、審査官はすぐに事情を理解してくれます。

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この記事を書いた人

北テキサスに引っ越してきた「みんと」といいます。
慣れないことばかりですが、家族も合流し、何とか過ごしています。

苦労の連続でしたので、日本からくる仲間たちに少しでもお役に立てればと思いブログを書くことにしました。

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