「アメリカでの大学生活もいよいよ終わり。日本に戻る前に、こっちで何をやっておけばいいんだろう?」
しろこの記事は、アメリカの大学を卒業して日本に本帰国する若者と、それを送り出すご家族のために書きました。帰国前2ヶ月で、アメリカ側でやっておくべき8つのタスクを、娘りんのリアルな体験ベースでまとめています。
日本側でやる手続き(住民票・銀行口座・格安SIM・日本のアプリ設定など)は「本帰国準備②|帰国直後の手続きと銀行・SIM・アプリ」で詳しく解説しています。あわせて読んでみてください。
帰国前2ヶ月でアメリカ側にやる8タスク
まずは全体像から。順番に進めると、抜け漏れなく進められます。
アメリカ銀行口座の処理方針を決める
親代行送金プランを決める(みんと家流)
アメリカ携帯のSMS認証をメール認証に切り替える
重要書類を手荷物に集約する
荷物を3分類する(持ち帰る・売る・捨てる)
Facebook Marketplaceで早めに売り出す
国際引越し業者を手配する
日本側の受け入れ先に連絡する
①アメリカ銀行口座の処理方針を決める
大学卒業後しばらくアメリカに戻る予定がないなら、口座は解約する方向で動くのがおすすめです。維持には最低残高の条件があったり、長期間使わないと休眠扱いになって手続きが面倒になります。
ただし、解約のタイミングだけは注意。日本側の口座に着金を確認してから解約手続きをしましょう。順番を間違えると、送金エラーで一時的にお金が宙に浮いてしまいます。
②親代行送金プランを決める(みんと家流)
りんのアメリカ口座にあるドルを日本円に変えて送金する手段は、Wiseなどの送金サービスを使うのが一般的です。ただ、我が家は親(みんと)が一旦ドルを預かって、ベストなレートのタイミングで日本の口座に振り込むという方法を選びました。



親代行送金のメリット
- 送金手数料ゼロ(親子間のやり取りなので)
- レート変動を親側で見極められる
- 本人は帰国前後のバタバタで判断不要
- 日本到着後すぐに使える日本円が確保できる
親子間で大きな金額を動かす場合、年間110万円を超えると贈与税の対象になることがあります。個別ケースは税理士に相談を。



③アメリカ携帯のSMS認証をメール認証に切り替える
これが8タスクの中で一番重要です。アメリカの電話番号を解約すると、その番号にひもづいたSMS認証が一切使えなくなります。Apple ID、Google、Instagram、LINE、銀行アプリ、クレジットカードアプリ……気づかないうちに大量のサービスがSMS認証に依存しています。
切替対象の主要サービス
- Apple ID(iPhone利用者は必須)
- Google アカウント
- Instagram、X(Twitter)、Facebook
- LINE(電話番号変更手続き)
- アメリカの銀行・クレジットカードアプリ
- Amazon、Netflix などのサブスク



キャリア解約のタイミングは、日本のSIMが手元に届いて開通を確認してから。番号ポータビリティ(日本に持ち込めるサービス)もありますが、月額がかさむのでサービス継続の必要性をよく考えてから決めましょう。
④重要書類を手荷物に集約する
船便や預け荷物に入れずに、必ず手荷物(機内持ち込み)で持ち帰る書類リストです。紛失すると再発行が大変なものばかりなので、専用のクリアファイルにまとめておきましょう。
- パスポート(有効期限の確認も)
- SSN(ソーシャルセキュリティ)カードのコピー
- 大学の卒業証明書(英文・原本)
- 成績証明書(英文・原本)
- アメリカの運転免許証(国際免許も発行しておくと安心)
- 各種予防接種証明書
- 確定申告関連書類(W-2など、最終年分)
⑤荷物を3分類する(持ち帰る・売る・捨てる)
数年分の生活用品は意外と多いです。出発2ヶ月前から少しずつ仕分けを始めると、最後の1週間がラクになります。
3分類の基準
- 持ち帰る:思い出の品、書類、日本で同じものが買えないもの
- 売る:家具・家電・調理器具など、Facebook Marketplaceで売れるもの
- 捨てる:消耗品、使い古しの服、現地で買い替えが必要な電子機器
アメリカで買った家電は、日本では電圧が違うので変圧器が必要です。ヘアドライヤーや調理家電などは現地で売ってしまったほうが賢明です。
⑥Facebook Marketplaceで早めに売り出す
家具・家電など大物の売却は、出発2ヶ月前から動き出すのが理想です。出発直前になると「すぐに引き取りに来てくれる人」を待つ余裕がなくなり、値下げ交渉に応じざるを得なくなります。



同じ大学の後輩や、日本人コミュニティ(地域のFacebookグループ・LINEグループ)にも声をかけると、安心感のある相手に譲ることができます。
⑦国際引越し業者を手配する
持ち帰る荷物の量に応じて、航空便(高い・早い)と船便(安い・遅い)を使い分けます。船便は1〜2ヶ月かかるので、必要な順番を考えてから選びましょう。
- すぐ使うもの:機内持ち込み or 預け荷物
- 1ヶ月以内に欲しいもの:航空便
- 急がないもの:船便
業者は、ヤマト国際輸送、日本通運、OCSなどが大手。3社くらいから見積もりを取って比較するのがおすすめです。
⑧日本側の受け入れ先に連絡する
帰国後すぐに住む場所(実家など)の住所を確定させて、家族にも準備をお願いしておきます。次に必要なのは「住民票の転入届を出す市区町村役場」のリサーチ。
事前に確認しておくこと
- 受け入れ先の住所(住民票登録に使う)
- 市区町村役場の場所と受付時間
- 転入届に必要な書類(パスポート・帰国を証明するもの)
- マイナンバーカードの取得手順(住民票登録後すぐ申請可能)
こうした下調べを帰国前に済ませておくと、日本に着いてからの動きが圧倒的にスムーズになります。詳しい手順は「本帰国準備②|帰国直後の手続き」で解説します。
帰国前2ヶ月チェックリスト(保存版)



✅ 帰国前2ヶ月チェックリスト(全8項目)
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しろの母心ひとこと






アメリカ側でやることが終われば、本帰国準備は半分終わったようなもの。次回は日本に着いてからすぐにやるべき手続きを、d NEOBANK(住信SBIネット銀行)の開設や格安SIMの選び方、日本のアプリ設定まで具体的にまとめます。





