本帰国直後は銀行口座が作れない?娘が当たった6ヶ月の壁

本帰国直後は銀行口座が作れない?娘が当たった6ヶ月の壁のアイキャッチ画像。白トラ一家のイラスト(shiro・rin)

こんにちは、しろです。今年の6月に長女のりんが本帰国しました。本帰国準備シリーズで「帰国したらd NEOBANKの口座を作ろう」と書いた我が家ですが、今日はその答え合わせ——というより、盛大につまずいた報告です。

結論から言うと、りんはd NEOBANK(住信SBIネット銀行)の口座開設審査に落ちました。理由は貯金でも信用でもなく、「入国から6ヵ月未満」だったこと。日本人なのに、日本に帰った直後は日本の銀行口座が作れない——そんな壁が実在しました。

りん
え、私、日本人なんですけど!?って画面の前で言っちゃった

これから本帰国するご家庭にはかなり大事な話なので、実際に起きたことと、りんが半年間をどう乗り切ることにしたかをまとめます。

目次

何が起きたか:申込み→あっさり審査落ち

りんの帰国は2026年6月中旬。住民票・健康保険・年金と順調に手続きを終えて、いよいよ銀行口座。予定どおりd NEOBANKにアプリから申し込みました。ところが結果は開設できず。

調べてみると、公式サイトの「口座開設できない方」の条件に、こうはっきり書かれていました。

公式サイトの開設不可条件(要旨)

「入国6ヵ月未満のかた」は口座開設できない——外国籍の方向けの条件に見えますが、判定は国籍ではなく「入国からの期間」。海外から戻ったばかりの日本人も、ここに引っかかることがあります。

d NEOBANKの帰国6ヶ月の壁タイムライン。帰国翌月の申込みは入国6ヵ月未満で審査落ち、12月中旬に6ヶ月経過で申込み可能に

ポイントは、これが審査の点数の問題ではなく、期間の条件だということ。貯金がいくらあっても、内定があっても、半年待つ以外の攻略法がありません。りんの場合、入国6ヶ月にあたる12月中旬を過ぎてから、12月末ごろに再挑戦することにしました。

しろ
シリーズ記事で「アプリだけで開設できて簡単」と書いた手前、ちょっと気まずい…

なお、りんはSBI証券との同時申込みもしていましたが、主因は6ヶ月ルールの方とみています。再挑戦するときは銀行単独で申し込み、証券は後からの方が原因の切り分けもしやすくおすすめです。

壁は銀行だけじゃなかった

実は本帰国直後のつまずきポイントは、銀行のほかにもありました。

本帰国直後に立ちはだかる3つの壁。ネット銀行の入国6ヶ月ルール、クレヒスゼロ、固定回線のクレカ限定払い

壁②:クレジットカードはクレヒスゼロから

アメリカで何年カードを使っていても、日本の信用情報(クレヒス)はゼロからのスタート。海外実績は引き継がれません。しかも学生あがりで勤務実績もまだなし。

当初は年会費無料の定番カードにすぐ挑戦する予定でしたが、あえて申込みを見送りました。クレカの申込み情報は信用情報機関に約6ヶ月残るため、立て続けに申し込んで連続で落ちると、かえって不利になるからです。どうせ銀行も12月まで待つなら、カードも生活が安定してから万全の状態で1回で決める作戦に変更しました。

壁③:固定回線は「クレカ払い限定」が多い

個人的に一番の盲点がここでした。新居のネット回線を契約しようとしたら、候補に挙げた光回線の支払い方法がクレジットカード限定(デビットカード・プリペイド不可)。

つまり「クレカが作れない→固定回線が契約できない」という連鎖が起きます。銀行・クレカ・回線の壁はつながっているんです。

りん
口座がないとカードが作れなくて、カードがないとネットが引けない。無限ループかと思った

りんの現実解:この構成で半年間をつなぐ

じゃあどうしたのか。りんが実際に組んだ「半年しのぎの構成」がこちらです。

りんの現実解。出国前に残した日本の口座、セブン銀行デビット付きキャッシュカード、楽天モバイルのデータ無制限プランで半年間をつなぐ
  • お金の受け皿:出国前に解約せず残しておいた日本の銀行口座。バイト代の受け取りも仕送りもここへ
  • 日々の支払い:セブン銀行のデビット付きキャッシュカード。クレジットカードと違って与信審査なしで持てて、ネット通販や店頭での支払いはほぼこれでカバーできます
  • ネット環境:固定回線はあきらめて、楽天モバイルのデータ無制限プランを自宅回線代わりに。クレカがなくてもデビット払いで契約でき、一人暮らしなら十分実用的でした

そして12月末、入国6ヶ月が経過したら、d NEOBANK(銀行単独)→クレジットカードの順で改めて申し込む予定です。この再挑戦の結果は、また記事にします。

しろ
「作れない期間」と割り切って、審査のいらない道具でつなぐのが正解でした

これから本帰国する人への教訓

今回の一件で痛感したのは、本帰国後の生活立ち上げは「出国前」に決まっているということです。

出国前にやっておきたい3つのこと

  • 日本の銀行口座は解約しない:帰国直後の半年、これが生命線になります
  • 日本のクレジットカードも1枚残す(または家族カードを持たせる):回線契約などクレカ必須の場面に備える
  • 帰国直後の通信はモバイル回線を想定しておく:固定回線は「クレカを作れてから」で十分

出国前のやることリストはSTEP1(帰国前2ヶ月・アメリカ側の手続き)に、帰国直後の手続き全体はSTEP2(帰国直後にやること)にまとめています。STEP2には今回の教訓も追記しました。

また、帰国した子のバイト代と扶養の関係は本帰国した子の扶養|130万の壁で詳しく書いています。生活立ち上げ期のお金まわりとしてセットでどうぞ。

本記事は2026年8月時点・りんの実体験に基づく内容です。口座開設の条件や各サービスの支払い方法は変わることがあります。申込み前に各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。

よくある質問

どの銀行でも帰国後6ヶ月は口座が作れないのですか?

いいえ、銀行によります。「入国6ヵ月未満」の条件はネット銀行の非対面口座開設で見られるものです。ゆうちょ銀行やメガバンクの窓口なら、住民票などの本人確認書類が揃っていれば帰国直後でも開設できるのが一般的です。急ぐ場合は窓口ルートを検討してください。

6ヶ月はいつから数えますか?

基準は「入国日」です。りんの場合は2026年6月中旬の帰国だったので、12月中旬で6ヶ月経過となります。再挑戦はそれ以降に予定しています。

日本の口座を出国前に解約してしまいました。どうすれば?

帰国後に住民票を移してから、窓口系の銀行(ゆうちょ・メガバンク)で開設するのが現実的です。あわせてセブン銀行のようにデビット付きキャッシュカードを発行できる銀行を1つ持っておくと、クレカができるまでの決済手段を確保できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みんとの妻、ダラス暮らし6年目の駐在ママ「しろ」です。渡航当初は右も左もわからず試行錯誤の連続でしたが、今ではすっかり楽しんでいます。
担当は女性目線の生活情報・子育て・料理・お出かけ・一時帰国と本帰国の準備。2026年春には長女りんの本帰国準備を一緒に経験し、その記録は「本帰国準備」カテゴリにまとめています。
ブログの運営とX・Instagramもわたしが担当。趣味は料理・ネイル・ぬいぐるみ集め。実際に使って良かったものはわが家の愛用品まとめに集めています🐯

目次