渡米して半年〜1年経つと、最初に作ったクレジットカード(JAL USAカードなど)にそろそろ2枚目が欲しいと感じる時期がきます。クレヒスが少し育ち、選択肢が一気に広がるタイミングだからです。
その2枚目におすすめなのがApple Card。iPhone1台で申し込み・管理が完結し、Daily Cashで実質1〜3%のキャッシュバックが受けられる駐在員に優しいクレカです。
今回はApple Cardを作る具体的な手順と、必要書類・審査のコツ・落ちた時の対処までまとめました。iPhoneを開きながら一緒に進めてみてください。
しろなぜ駐在員にApple Cardがおすすめなのか
「2枚目のクレカは何にするか」迷いやすいポイントですが、Apple Cardは特にiPhoneユーザーの駐在員と相性が良いカードです。理由を3つに絞って紹介します。
①iPhoneだけで完結する手軽さ
申込・利用・支払い・明細確認まで、すべてWalletアプリで完結します。英語の郵便物や紙の明細書とにらめっこする必要がなく、英語に自信がない時期でも安心です。物理カード(チタン製のメタルカード)も発行できますが、Apple Pay対応店ならカード不要で使えます。
②Daily Cashで実質キャッシュバック
利用額に応じて毎日キャッシュバックが口座に入る仕組みです。Apple Pay利用で2%、Apple製品の購入で3%、物理カード利用で1%。翌月まで待たなくていいので、お金の流れが見えやすいのもメリットです。
③Apple Card Savingsで余剰USDを年4%運用できる
Apple Cardを持っていると、Goldman Sachs提携の高金利貯蓄口座「Apple Card Savings」が同じWalletアプリから開設できます。年利4%超の運用ができるので、Daily Cashも余剰USDもまとめて貯められます。(詳細は記事末尾の関連記事リンクから)
申し込み前に揃えておく3つのもの
- iPhone(iOS最新推奨):申込はWalletアプリのみ。Androidからは申し込めません
- SSN(ソーシャルセキュリティナンバー):申込時に必須。ITINでは現状ほぼ通りません
- 米国でのクレジットヒストリー(薄くてもOK):JAL USAカードを半年〜1年運用していればOKラインです
Apple CardはAndroid・iPad・PCからは申し込めません。iPhone必須です。家族カードを発行する場合も、家族側にもiPhoneとApple IDが必要になります。
Apple ID(米国版)の確認
日本のApple IDを使い回している方は注意。Apple Cardの申込には米国アカウント(住所・支払い情報が米国)が必要です。Apple IDの「国/地域」が米国になっているか、設定アプリ→Apple ID→メディアと購入→アカウントを表示で確認してください。



申し込み手順(5ステップ・所要時間3分)
iPhoneを開いて、Walletアプリから進めていきます。早ければ3分で申込完了、その場で審査結果が出ます。
Walletアプリを開く:ホーム画面から「Wallet」をタップ
右上の「+」→「Apple Card」を選択:申込フォームが起動します
個人情報を入力:氏名・生年月日・SSN・米国住所・年収・住居形態(持ち家/賃貸)など
規約に同意して送信:その場でGoldman Sachsの審査が走り、数秒〜数分で結果が出ます
承認されたらWalletに即追加:仮想カード番号がすぐ発行され、Apple Payでその日から使えます
物理カード(チタン製)は希望すれば数日後に郵送されます。Apple Pay対応店だけで使うなら不要ですが、Apple Pay非対応店やオンライン決済(カード番号入力が必要な場面)では物理カードがあると便利です。
審査のコツと「落ちないため」のポイント
①クレジットスコア700以上が安心圏
Apple Cardの最低承認スコアは公表されていませんが、駐在員界隈ではFICOスコア700以上あれば通りやすいと言われています。JAL USAカードを半年〜1年遅延なく使えば、700前後まで到達するケースが多いです。
現在のスコアはCredit Karma(無料)やCredit Sesame、または持っているクレカのアプリ(Discover、Capital Oneなど)で確認できます。
②直近の申込みが多いと不利
クレカや自動車ローンの審査が直近6ヶ月で3件以上あると、「お金に困っている=リスク高い」と見られて落ちやすくなります。新規申込みは間隔を空けるのが鉄則です。
③年収は正直に・少し多めでもOK
申込時の年収入力は自己申告ベースで、書類提出は不要です。ただし明らかに過大申告するのはNG。源泉徴収票・W-2と矛盾しないよう、年俸+ボーナスを米ドル換算した数字をベースにしましょう。
④審査に落ちたら?
落ちても3〜6ヶ月空ければ再申込できます。落ちた理由は登録メール宛にGoldman Sachsから届くので、「クレヒス不足」なら半年待つ、「直近の申込多すぎ」なら間隔を空ける、と原因に応じて対処しましょう。
Apple Cardの審査落ちはhard inquiry(信用情報への照会記録)が残ります。短期間に何度も申し込むとスコアが下がるので、落ちたら最低3ヶ月は他のカードも含めて申込みを控えましょう。
カード発行後にやっておくと得する3つの初期設定
①Apple Payを「メインの支払い方法」に設定
iPhoneのウォレットを開き、Apple Cardをデフォルトカードに設定。Apple Pay利用で2% Daily Cashが付くので、現金・他カードより優先して使うのが基本です。
②自動引き落とし(Auto-Pay)の設定
支払い忘れによる延滞は信用情報に最大のダメージを与えます。Walletアプリ→Apple Card→歯車マーク→Paymentsから「Pay In Full Each Month」(毎月全額自動引き落とし)を設定しておきましょう。Bank of AmericaやChaseのCheckingアカウントを紐づけるだけです。
③Apple Card Savingsを開設してDaily Cashを年4%運用
Daily Cashの行き先は、デフォルトだと「Apple Cash」(残高として貯まる)ですが、Apple Card Savings口座に変更すれば自動で年4%超の運用に回せます。Apple Cardを作ったその日に一緒に開設しておくのがおすすめです。



よくある質問
- ITIN(個人納税者番号)でも作れますか?
-
Apple Cardの申込はSSN必須です。ITINでは現状ほぼ通りません。SSNが取れる立場(駐在員ビザE-2、E-2S、H-1Bなど)であれば、SSN取得後に申し込みましょう。
- 本帰国後も持ち続けられますか?
-
本帰国するとApple IDの国/地域が日本に切り替わるため、Apple Cardは利用停止になります。本帰国前に残高を完済し、Walletから削除しておくのが安心です。
- 家族カードは発行できますか?
-
Co-Owner(共同保有者)またはParticipant(参加者)として家族を追加できます。Co-Ownerにすると配偶者のクレヒスも一緒に育つメリットがあります。家族側もiPhoneとApple ID、SSNが必要です。
- 申込から物理カード到着まで何日かかりますか?
-
申込承認当日からApple Payで使えます。物理カード(チタン製)は通常1週間以内にUSPSで郵送されてきます。
- 年会費はかかりますか?
-
年会費は完全無料です。隠れた手数料(海外送金手数料・キャッシング手数料を除く)も基本的にありません。
まとめ|JAL USAの次に持つ「2枚目」として最適
Apple Cardは、駐在員がJAL USAカードの次の1枚として持つのに最適なクレカです。iPhone1台で完結する手軽さ、Daily Cashの実質キャッシュバック、そしてSavings口座での運用と、1枚で複数の役割をこなしてくれます。
JAL USAカードを半年〜1年遅延なく使ってクレヒスを育てたら、ぜひApple Cardの申込みに挑戦してみてください。iPhoneを開いて3分、その場で承認される手軽さに驚くはずです。
Apple Cardを作ったら、ぜひ一緒に開設したいのがApple Card Savings(年利4%超の高金利貯蓄口座)。余剰USDの運用方法と他のHYSAとの比較は、次の記事で詳しく解説しています。














